【名田綾子委嘱初演】合唱物語「星からきた王子」/ Chor Glanze

Details
Title | 【名田綾子委嘱初演】合唱物語「星からきた王子」/ Chor Glanze |
Author | 混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ |
Duration | 1:08:31 |
File Format | MP3 / MP4 |
Original URL | https://youtube.com/watch?v=Qx9WWPFESPU |
Description
【曲】
合唱物語「星からきた王子」
原 作:サンテグジュペリ 詩/構成:みなづきみのり
作 曲:名田綾子
指 揮:伊東恵司 ピアノ:小見山純一
演 出:二口大学 朗 読:広田ゆうみ
【演奏日時】
2024年2月23日(金・祝)
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ第46回定期演奏会
【演奏場所】
豊田市コンサートホール
【目次】
0:00:00 はじめ
0:01:25 ①君のヒツジが動き出す
0:07:48 ②僕の星では
0:13:50 ③薔薇よ
0:21:13 ④春風の香りに気づかなかったなんて
0:28:55 ⑤りんごの木の下で
0:34:17 ⑥飛行機は
0:41:02 ⑦瞳が美しいのは
0:47:55 ⑧君の薔薇
0:56:58 ⑨夜空の星を見上げると
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伊東恵司先生×グランツェの代名詞とも言える〈合唱物語〉に携わらせていただくのは、今回で3作目となります。1作目は『蛇祭り伝説』(2021年)、そして2作目は昨年の『青い鳥はどこに』(2023年)。3作目となり、また前回からスパンが短いことで、ステージのイメージや作曲のボリューム感覚、ペース配分などは掴みやすい部分がありました。ただ、毎作かなりの曲数を書くことで、自分の引き出しを目一杯広げても足りない、常に拡張していかなければならないという、答えのないマニュアルのない作曲の奥深さを実感し続ける体験ともなりました。目の前の詩や物語と向き合って常に“フレッシュな感覚”で書く、ということを念頭において取り組みました。
今回の題材は『星からきた王子』すなわち『星の王子さま』の世界。私のイメージとしてはファンタジックでありながら神秘性があり、哲学的である…。音楽は近代フランス的な音世界の想定が最初あったのですが、実際に書くとあまりそうはならず、、、(エッセンスは少し)。星、空、飛行機などのキーワードが印象的に登場するので、浮遊感や上昇感、見上げる・見渡すといった空間の広い感覚を、音楽に投影しています。すべての曲が違う顔を持ち、物語の奥行きや彩りを広げられたらと思い作曲しました。
物語・詩→作曲→演奏・演出・ナレーション・照明…、と今作も時間をかけて多くの人によって作り上げられた特別なステージです(一度きりの上演ではもったいないほどの!)。ぜひ、様々な角度からお楽しみいただけたらうれしいです。私もじっくりと味わいたいと思います。
最後になりますが、伊東恵司先生、コール・グランツェの皆さん、演出の二口大学さん、ナレーションの広田ゆうみさん、ピアニストの小見山純一さん、演出補佐の小宮結さんへ。素晴らしい機会と豊かな経験をありがとうございます。尊敬と感謝を込めて。
名田綾子